タイミー(Timee)

【人材確保のためのアルバイトマッチングサイト】

⇒益々深刻化する人材不足に対する短期バイトサイト活用による新たな人材の確保

 

1.アルバイト募集における事業者側の悩み

①来客数を予測してシフトを組むのが難しい

②特定の時間帯が⼈⼿になりがち

③求広告を出しても応募が集まらない

 

 

2.短期バイトの流行の背景

(1)時代背景

①生産年齢人口の減少による慢性的な人材不足     

例:生産年齢人口(15歳~64歳)の推移

1995年:8,716万人 ⇒ 2015年:7,629万人 ⇒ 2030年:6,773万人

 

②働き方改革による副業の解禁

・厚生労働省が、働き方改革の一環として、20181月に「副業・兼業の促進に関する

 ガイドライン」を作成

※従前の「モデル就業規則」では、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」と

 いう規定があった(副業禁止)。

 

"③ライフプランの多様化"

・終身雇用という雇用モデルが必ずしも前提ではなくなってきた

 (自由な生き方を模索する人の増加)

 例:転職をしながらキャリアアップしていきたい。

 

(2)短期バイトのニーズに対応するアプリの普及

①短期・単発バイトの検索に便利な検索項目の配備

例:日時指定、勤務日数、就業条件、給与支払い方法などの多様な条件設定

 

②プロフィール登録・閲覧機能

・就業希望者は、面接・履歴書の代わりにプロフィールを入力し、雇用者側は

 それを参照して採用を検討する。

 ※1回のみの就業にわざわざ履歴書を用意し面接を行うのは、双方にとって

  大きな負担となる。

 

③新着バイトの通知機能

・就業希望者が希望する条件を登録しておくと、それにマッチする新着求人が

 公開されたときに通知してくれる。

 

④相互評価機能

・多くの短期バイトアプリには、就業希望者と企業が相互にレビューし合う機能が

 搭載されている。

 ※就業希望者と事業者の双方が「問題のある相手に当たるのではないか」との不安を

  抱かないための対応

 

 

3.タイミー(Timee)の概要 https://timee.co.jp/

(1)企業情報

201786設立(立教大学経営学部の学生である小川嶺氏が、3年生だった

 2018年に立ち上げた)

・運営会社:株式会社タイミー (Timee, Inc.)

・導入店舗数:34,000ケ所(2021218日時点)

 ※8,000ケ所(2020110日時点)※1年で4倍

・利用者数:170万人(2021218日時点)

 ※80万人(2020110日時点)※1年で2倍

・47都道府県全てでサービスを提供

 

(2)派遣会社との違い

①タイミーは、「働きたい」と「働いて欲しい」をつなげる場を提供(ワーカーと事業者

 とのマッチングプラットフォーム)

 

②ワーカーと事業者間にて雇用契約または業務委託契約を結ぶ(求人サイトでも

 労働者派遣ではない⇒件費と採費の削減)

 

(3)タイミーが選ばれる理由

①マッチング率90%:170万人を超えるタイミーワーカーの登録があり、

 長期で募集するよりも早く人手を確保することができる。

 

②選考なしで即日採用:募集時に必要なスキルを設定することができ、ミスマッチが

 起きにくい⇒即戦力で働けるワーカーが来る。

 

③当日稼働率99.5%:ワーカーに対して業務の前日、当日にリマインド行い、

 返答がない場合は直接確認の連絡をしている。       

 

(4)タイミーの強み

①最短1分で募集開始:ログインIDPW発行後、テンプレートを作成し必要募集情報を

 入力すれば即時アップされる

 

②ワーカー実績が見られる:ワーカーの過去の実績・評価、プロフィールを事前に確認

 できるので、安心・信頼して依頼ができる。

 

③お気に入りリスト:勤務終了後、リピートして欲しいワーカーをお気に入り登録

 することで、限定公開をすることができる。

 

④ドタキャン防止策:確定した業務を直前にキャンセルすると、ワーカーにペナルティが

 発生する(態度が悪いワーカーの排除)。

 

QRコード読み取りによる雇用契約締結・出退勤の管理の仕組みについて、20202月に

 特許を取得済

 

⑥働きに来たワーカーを引き抜き(長期雇用)をしたとしても別途手数料は発生しない。

 

 

4.タイミー利用申込み手続きの流れ

(1)初期費用など

・初期登録費用、月額固定費は一切不要

・退会費用は不要(退会時点の債権・債務の精算は除く)

 

(2)Timee事業者利用規約の同意と申請

・タイミー運営の事業者として必要な情報を、タイミーの定める手順により

 タイミーに対して申請・登録する。

 

(3)タイミーの登録の可否判断

・登録が認められた事業者は、タイミーより登録通知と本サービス利用のための「ID

 および「パスワード」が通知される。

 

 

5.募集手続き(利用)の流れ

(1)募集掲載   

・手順に従い、募集原稿を作成し、掲載(募集の公開)をする。

 (例:前日掲載、1時間勤務でも構わない)

 

(2)マッチング

・ワーカーの申し込み順に確定をする(選択式、抽選式ではない)

・ワーカーの申込があると、登録されているメールアドレスにお知らせが届く

 

(3)申込確認

・募集一覧より確認したい募集を選択し、申込者を確認する。

・ワーカーとして確定した後のキャンセルは基本できない。

 (評価が悪い方のみキャンセル対応可能)

・メッセージ機能を使い、事前にワーカーとやり取りすることができる。

 (挨拶ほか、不安な点などの確認などに使うことができる)

 

(4)勤務当日

・管理画面の「チェックイン/アウト管理」からQRコードを提示し読み込むことにより

 出退勤を確認する。

 例:遅刻をした場合はペナルティが、無断欠勤の場合は、永久利用停止扱いがワーカーに

   対して課せられる(現状、無断勤率1%未満)。

・遅刻・早退・残業が発生した場合は、勤務時間の修正依頼がワーカーより届く

 (メール通知あり)

 

(5)勤務評価        

・事業者とワーカー双方による相互評価制度を採用(Good/Bad評価、コメント入力等)

・評価時に、「お気に入りリスト」に追加することができる。

 (例:次回募集時に、お気に入り登録者に限定して募集することができる)

 

 

6.タイミー利用料金の流れ

(1)ワーカーに対する勤務報酬の支払い

(2)事業者のタイミー利用料金の支払い

7.利用者目線(参考)

・好きな時間に好きな場所で働ける。

・新しい職場経験でキャリアの可能性が広がる。

・気に入ったお店は将来の雇用先になる可能性がある。

・固定バイト+単発バイト(タイミー)の組み合わせがオススメ(すきまバイトアプリ)

・マッチング確定後、当日までにLINE2度、タイミーからのリマインド(返信必須)が

 あり、ドタキャンの可能性を減らす工夫がされている。

・事後レビュー項目には、「また働きたいか」「掲載の業務内容と同じであったか」など、

 今後に繋がるフォローが考慮されている。